CHaserの実行環境構築

はじめに

CHaserとは、U-16プログラミングコンテスト用の対戦型アルゴリズム競技ソフト

実行環境の構築手順について記載する

準備

  • Windows10 or 11 が動作するパソコン
  • インターネット環境
  • USBメモリ(4GByte以上) … ポータブル環境とする場合のみ

構築手順

  • Pythonプログラムを実行するために必要な「WinPython」をインストール
  • プレイヤーの行動判断用プログラムを記述するためのエディタ「VSCode」をインストール
  • CHaserサーバープログラムの準備
  • CHaserライブラリの準備
  • 動作確認

WinPythonのインストール

WinPythonをGitHubからダウンロードする https://github.com/winpython/winpython
画面右側の Releases 部分のLatestをクリック

AssetsからWinpython64-[バージョン]dot.exe 1 をダウンロード
2024年3月時点においては最新バージョン WinPython 2024-01(final) of February 16th 2024で正常動作

Winpython64-[バージョン]dot.exeを実行し、任意のフォルダに展開する

  1. Winpython64-[バージョン].exeはフルセット環境でサイズが大きく展開に時間がかかる
    Winpython64-[バージョン]dot.exeは、必要最小限の環境 ↩︎

VSCodeのインストール

VisualStudioCodeをWebからダウンロードする https://code.visualstudio.com/
ページの最下端にある「Windowsの .zip x64」をクリックして zip ファイルをダウンロード

VSCode-win32-x64-[バージョン].zipを任意のフォルダに展開する

CHaserサーバーの準備

CHaserのサーバープログラムをU-16旭川プログラミングコンテストのHPからダウンロードする
サーバープログラム(2018年版) U16-AsahikawaProcon-ServerQt1.93_windows.zip

zipファイルをCHaserサーバーとして稼働するPCに展開する

CHaserライブラリの準備 Pythonの場合

python用のライブラリをGitHubからダウンロードする https://github.com/tomio2480/chaser-python

Winpython環境で使いやすいように、CHaser.pyとsample.pyを以下のフォルダにコピーする
[Winpython展開フォルダ]\scripts\CHaser
※CHaserフォルダは新規作成する

動作確認

サーバー側の準備

サーバーを展開したフォルダ内にある「AsahikawaProcon-Server.exe」を実行する

COOLとHOT 両方の[待機開始]ボタンをクリックする

クライアント側の準備

Winpythonを展開したフォルダ内にある「WinPython Command Prompt.exe」を実行し、
以下のコマンドを入力する

…WinPython\scripts>cd CHaser
…WinPython\scripts\CHaser>python sample.py

各入力項目に対して以下を設定

COOL側の設定
ポート番号=2009、ユーザー名=User1(任意)、サーバーのIPアドレス=サーバーが稼働するPCのIPアドレス

HOT側の設定
ポート番号=2010、ユーザー名=User2(任意)、サーバーのIPアドレス=サーバーが稼働するPCのIPアドレス

動作確認

サーバー画面で[ゲーム開始]ボタンをクリック

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